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英語で自己紹介するときに、“My name is …”の表現が「お年寄が使う古臭い英語でネイティブは誰も使わない」と言われたけど、本当かな?
“My name is …”は若者からお年寄はもちろん、ビジネスシーンやプレゼンでもよく使われる表現だよ。噂の真相と共に使い方について勉強しておこう。
今回は“My name is”の使い方とその他の表現方法について、勉強していきましょう。
ネイティブはMy name isって言わないってホント?
まず結論から申し上げると、ネイティブが”My name is …”を使わないと言うのは真っ赤な嘘です。
私自身も“My name is”という表現が古いと誤認していたため、多くの自己紹介シーンで”My name is”の表現を避けていました。
ただ、多くのネイティブが”My name is”をビジネスシーンでよく使っているため、正に目から鱗の状態でした。
Twitterでも未だに誤解している人もいるみたいだね。下の内容はTwitterからの引用だけど、プロ野球選手がメジャーリーグ挑戦時の記者会見での英語も同じ指摘がされているね。
前にテレビで観たことあるけど 「my name is…」って、 「せっしゃ、◯◯と申すもので ござる」 くらい、古い言い方で 「僕のオジィちゃんのオジィちゃんが 使ってたよ」 って…笑える。
大谷翔平選手の入団会見での言葉が、アメリカ国内の人々の中で『いかにも日本人的なジョーク』として広まっているそうです。第一声の「マイネームイズ ショーヘイオータニ」。これは、極端に訳すと「拙者、大谷翔平と申す者でござる」と、かなり古い言い方になるんやって。
どうしてこんなに広まったのか?
諸説あるようですが、英語講師のデイビッド・セイン氏の著書による影響が大きいようです。
実際私は、学生時代に購入したこの本より影響しました。
内容は日本人が間違って使いがちな(とされる)表現と、正しい(とされる)表現が見開きで紹介されています。
当シリーズは好評だった模様で、4巻まで発売されています。
また、同様の内容が新たにエッセイ漫画風に出版されています。
ちなみに、このような問題は監修の立場をとったセイン氏が、出版社主体で執筆された本の内容をキチンをチェックしなかったことが原因ではないかと言われています。詳しくはこちらのブログにて考察されています。
My name is と I’m の使い分け
ちなみに、上記の書籍では“I’m …”を使った方が良いとされています。
“My name is…”でも問題ないとわかった今、どういう風に使い分ければいいかな?
相手が初対面か顔見知りか、フォーマルな場かカジュアルな場かによって使い分けよう。
- My name is…:初対面の相手、フォーマルな場所
- I’m …:既に顔を知っている相手、カジュアルな場所
なるほど!ビジネスシーンでの名刺交換などでの挨拶やプレゼンの冒頭でも”My name is…”は使えるんだね!
Podcastなどで有名なHapa英会話講師のJun Senesac氏もこの問題について取り上げています。Youtubeで自身の英会話スクールのネイティブ講師陣にこの質問をして、反応を聞いています。
まとめ
今回は、”My name is…”という自己紹介の表現についてご紹介いたしました。
- My name is はネイティブが使う全く古くない表現
- I’mとの使い分けは初対面や場所に応じて
- My name is…:初対面の相手、フォーマルな場所
- I’m …:既に顔を知っている相手、カジュアルな場所
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